IT会社を経営しているけど、社労士って必要なのかな?
IT業界に強い社労士ってどんな人?
今回はこちらの疑問にお答えしていきたいと思います。
規模が大きくなり、従業員を何人も雇えば、人に関するいろいろな問題が付いて回ります。
●入社退社の手続きに時間がかかる
●使える助成金がありそうだが、わからない
●高い給料で採用をしたが、思ったほどいいパフォーマンスじゃなかった
●就業規則が簡単なものしか用意がなく、不安だ
これらの悩みを解決するのが社労士です。
社労士は人に関する悩みを解決するプロです。
IT業界は、「人が全て」と言っても過言ではありません。
受託でも自社サービスの開発でもエンジニアや、ディレクターなど、採用する人によって会社の方向性が大きく左右するからです。
優秀な人を雇って、会社を大きくしていくには、働く人が安心して仕事に打ち込める環境作りが大切です。
また労使トラブルを避けるため、なるべく会社に損害が出ないよう、整備作りも必要です。
今回は、IT会社に強い社労士とはどんな社労士か?
これについてお話ししていきたいと思います。
目次
【IT業界に強い社労士とは?】3つの特徴を解説します。
① ITツールを当たり前に使える社労士
ITツールといえば、LINEやチャットワーク、スカイプ。Zoomなど。
コミュニケーションを図る上で、大切な手段です。
それもクイックレスポンスが基本のIT会社であれば、なおのこと、このようなツールは必要になります。
ITツールを当たり前にこなしている社労士はIT業界との相性がいいと思います。
30代、40代の若い社労士は、顧問先も比較的若い経営者が多く、取り入れていることが多いです。
予期せぬ突発的なアクシデントが起こった際は、すぐに回答が欲しいところ。
そのためクイックレスポンスで迅速に問題に対応してくれる社労士はそれだけで安心できますし、心強い存在です。
②ITの顧問先を多く持つ社労士
【IT会社の顧問先を多く持っている】
これはIT会社の顧問先から多く支持をされているという、指標になります。
しかしITとは異なる全く異業種の顧問先を多く持っていたり、ITの顧問先がおらず、精通してなければどうでしょう。
IT業界ならではの労使トラブルの相談などができなくなります。
特にITは急成長する業界のひとつです。サービスや、一つのプロジェクトによっては数百万、数千万が動きます。
より多くの人が関わりますし、人によって大きな売り上げがもたらされます。当然会社が急成長すればいろいろな社員の出入りがでてきます。
そのため、他の業界に比べてトラブルが多いのも事実です。
雇用していたITエンジニアが未払い残業代で訴えてきた!
就業規則が簡単なもので、重要なことが網羅されていない!
このような特有の人事問題に対し、経験が浅く、親身に動いてくれない社労士だとかえって問題を先送りさせてしまいます。
そうなれば、余計な手間が発生するのは見えています。
ITの顧問先を多く持っている社労士に頼むことで、経験からくるアドバイスができるため、話をスムーズに進めることができます。
③アドバイスがきちんとできる社労士
これも重要なことです。
アドバイスとは会社にメリットになるアドバイスです。
また従業員との労働問題をうまく解決させるには、事前対策が肝心です。
デメリットを最小限に抑えるアドバイスを積極的にしてくれれば、心強いです。
特に労使トラブルなどは、社労士の力量が試されるところです。
アウトソーシングも重要な仕事ですが、このような問題にきちんと対応できる社労士を選ぶのがベストです。
社労士にも得意・不得意分野がある
実は社労士にも得意不得意分野があります。
それぞれが全てオールマイティに仕事をこなせるわけではないのです。
労使トラブルに強い社労士もいますし、助成金に強い社労士もいます。
障害年金が得意な社労士もいますし、労働保険や年金の申請代行のみ行なっている社労士もいます。
そのため、選んだ社労士が求めていた社労士像と違ってしまうことは少なくありません。
例えば、手続き代行を専門に行なっている社労士に労使トラブルのことを相談してもうまく解決しません。
具体的な打開策を提案できないからです。
実際仕事をしてみないと分かりませんが、ミスマッチを少なくするには、求める希望を洗い出し、その希望にその社労士が応えてくれるか、合わせる必要が出てきます。
しかしその社労士と仕事をしたことがないし、内情は詳しくわからない。
そもそも社労士についてあまり比較をした事がない。
こう考える社長も多いです。
そのような方は社労士紹介サービスを使うのがベストです。
手前味噌ですが、社労士事務所の内情をよく知っていれば、求めていた社労士と違う!
このようなミスマッチが減りますし、多くの社労士と提携している紹介サービスを使うことで「比較」ができるからです。
自分で見つけてきた社労士より客観的な立場の人がいれば、中立なアドバイスをもらえ、右腕的なパートナーを探すこともできます。
【まとめ】ITに強い社労士をお探しでしたらご相談ください
今回はIT業界に強い社労士についてお話しました。
①ITツールを使いこなしている
②ITの顧問先を多く持つ社労士
③アドバイスができる社労士
IT会社はこれらの3つをおさえておく必要があります。
社労士が活躍する場面は、労働保険や社会保険などのアウトソーシングだけではなく、労使トラブルに備えた、対策や準備の相談も含まれます。
損害をなるべく減らすためには、親身になって、相談を聞いてくれ、会社の立場になって、アドバイスをしてくれる社労士が必要です。
働き方改革が叫ばれるなか、働く人がより大切に考えられる時代になります。
IT会社は多く存在しますが、働く人は、きちんと整備された会社で働きたいと思うのは当然の事と思います。
ぜひ社労士探しにお困りの方がいましたらご相談ください。
投稿者プロフィール
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「社労士探しのトライ」運営者の山崎です。
全国で社労士紹介のコーディネーターをしています。
社労士さんについて知らない社長さまも多く、考え方のギャップを 埋めたい!と思い立ちこのブログサイトを立ち上げました。社労士の変更、新しく社労士をつけたい方はぜひご相談ください!
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